近年、野呂佳代の評価をさらに高めているのが、女優としての目覚ましい活躍だ。『ナイト・ドクター』や『ブラッシュアップライフ』をはじめ、数々の話題作で放った唯一無二の存在感は記憶に新しい。単なるタレントの演技初挑戦という枠を完全に突き抜け、作品のリアリティを底上げする「名バイプレイヤー」としての確固たる地位を築き上げた。
こうした女優業への本格的な進出と大ブレイクの陰には、常に夫からのバックアップがあったとされる。脚本の読み込みや役作りで行き詰まったとき、映像のプロである夫の視点からのアドバイスが大きなヒントになることも少なくないという。家庭という絶対的な安心感があるからこそ、彼女は演技という新しい挑戦の場でも伸び伸びと己の能力を発揮できているのだ。