黒死牟の強さは、他の上弦の鬼たちとは一線を画しています。数百年におよぶ剣理の追究と、鬼としての不死性・身体能力が融合した戦闘力は、鬼殺隊最強の布陣をも絶望に追い込みました。
自身の肉体の一部から精製された異形の刀「虚哭神去(きょこくかむさし)」は、刃から無数の目玉が蠢き、黒死牟の意思に応じて刃を分岐・巨大化させることが可能です。さらに、彼の放つ月の呼吸は、太刀筋の周囲に無数の三日月状の細かい刃が無軌道に飛び散る血鬼術を帯びており、回避行動をとった相手の肉体を微細な刃が容赦なく削り取ります。
無限城編の戦いにおいて、黒死牟は鬼殺隊最強の岩柱・悲鳴嶼行冥、風柱・不死川実弥、霞柱・時透無一郎、そして不死川玄弥という四人を同時に相手取り、終始戦局を支配しました。時透の左腕を一瞬で切断し柱に串刺しにするなど、その武力は単独の戦闘能力としては間違いなく作中屈指の領域に達していました。