一般的なサウナ施設と高級サウナを分かつ決定的な技術的差異は、水風呂のチラー(冷却機)性能と休憩エリアの空調・気流制御にあります。
かつての個室サウナでは、配管構造の都合上「水風呂がなく冷水シャワーのみ」という施設が少なくありませんでした。しかし現在支持を集めるラグジュアリーサウナでは、水温を常に10℃〜14℃の一定範囲に維持する強力な循環チラー付き水風呂が標準装備となっています。中には体感温度を一気に下げる9℃前後のシングル(1桁台の水温)を設定できる施設も登場しています。
さらに「ととのいスペース」の設計には人間工学に基づいたハイエンドチェア(ゼログラビティチェアや高級レザーベッド)が配され、照明の照度・色温度の無段階調整、ダイソンの送風機による無風〜微風コントロール、アロマディフューザーによる嗅覚刺激までが計算し尽くされています。五感の入力を自在にコントロールできる環境こそが、公衆サウナでは到達し得ないディープな瞑想状態を生み出します。