Q1:膵臓がんの背中の痛みは、右側に出ることもありますか?
A1:はい、発生します。膵臓の頭部(十二指腸側)に腫瘍ができた場合は、背中の中央から右側、あるいは右の肋骨下付近に痛みが放散することがあります。左側の痛みが典型的とされますが、右側の持続痛であっても消化器検査を怠ってはなりません。
Q2:腫瘍マーカーCA19-9が基準値以内なら、膵臓がんの心配はありませんか?
A2:基準値内であっても100%否定はできません。日本人の数%は遺伝的にCA19-9を産生しない体質(ルイス抗原陰性)であり、また早期の膵臓がんでは数値が上昇しないケースも多々あります。血液検査のみで安心せず、超音波やCTなどの画像検査を併用することが不可欠です。
Q3:背中の痛みが湿布やお風呂で一時的に軽くなる場合、がんの可能性は低いですか?
A3:一時的な温熱効果で周囲の筋肉緊張がほぐれ、痛みが和らいだと錯覚する場合があります。しかし、病変そのものが消失したわけではないため、根本的な鈍痛が毎日続くようであれば、内臓由来の痛みを疑って専門医の診察を受ける必要があります。