猫の行動を語る上で欠かせないのが、猫の睡眠時間と習性です。猫は1日の大半(約12〜16時間)を睡眠に充てており、その大半は浅い眠り(レム睡眠)です。体力を温存しながら効率よく休息を取るため、寝床の「温度」には極めて敏感です。
猫の平均体温は約38〜39度と人間より高めですが、気温の変化にはデリケートです。猫の体温調節と寝床の関係において、掛け布団の足元エリアは「熱がこもりすぎず、冷えすぎない」理想のサーモスタット空間として機能しています。
冬場、布団の中央や頭元は人間の体熱で高温になりやすく、猫にとっては息苦しくなる場合があります。足元であれば、暑くなれば布団から少し体を出せ、寒くなれば足先の隙間に潜り込めるため、自力で快適な温度をキープしやすいという合理的な利点があります。