華やかな魅力の裏に潜む「見落としがちな実態」についても、検証の手を緩めるわけにはいきません。ネット上の口コミや知恵袋などで散見される疑問・不満の中から、特に契約前に知っておくべき2つの盲点を浮き彫りにします。
盲点1:「赤坂駅直結」の言葉通りのアクセシビリティとは?
公式案内では「東京メトロ千代田線・赤坂駅直結」と謳われていますが、これには地形的な文脈理解が必要です。赤坂駅の改札から地下通路直結で赤坂Bizタワー内へ進めるものの、アプローズスクエア迎賓館自体はBizタワー裏手の高台(丘陵地)に位置しています。地下から地上へエレベーターを乗り継ぎ、外の坂道や階段をわずかに上がるアプローチとなるため、完全な「雨に濡れずに会場扉まで直行」というフラットな直結ではありません。
足腰の弱い年配のゲストや車椅子の参列者がいる場合、駅改札からのエレベーター乗り継ぎルートや、車・タクシーで直接車寄せまで乗り付ける導線を事前に案内状でフォローしておくことが欠かせません。
盲点2:持ち込み制限の厳しさと追加コスト
ベストブライダル系列の会場に共通する特徴として、持ち込みに関する規定が厳格である点が挙げられます。ドレスやタキシード、プロの外部カメラマン、司会者、引き出物などの持ち込みは、原則不可または高額な持ち込み料(ドレス1着あたり5万〜10万円前後など)が発生する設定となっています。
ペーパーアイテム(席次表・招待状)やウェルカムボード、自作オープニングムービーなどは持ち込み料無料であることが多いものの、衣装や映像制作で外部業者を使って大幅に節約しようと目論んでいたカップルは、初期段階で思わぬ制約に直面することになります。「自分たちのこだわりアイテムが持ち込めるか、持ち込み料はいくらか」は、契約の印鑑を押す前に必ず担当者と書面で合意しておくべき項目です。