幸手権現堂堤の最大のハイライトといえば、堤の上に伸びるソメイヨシノの桜並木と、そのすぐ脇に広がる広大な菜の花畑が魅せる鮮やかな対比だ。一級河川である中川に沿ってどこまでも続くかのようなピンクと黄色の帯は、春の到来を告げる象徴的な風景として親しまれている。
見頃を迎える3月下旬から4月上旬にかけては、空の青さも加わり、赤・黄・青の三原色が織りなす圧倒的な自然のアートが完成する。木漏れ日を浴びながら堤を歩けば、まるで春の光そのものを身に纏っているかのような感覚に包まれるだろう。写真愛好家はもちろん、家族連れやカップルにとっても忘れられないお花見のひとときとなる。