現地の管理・保護を主導するイングリッシュ・ヘリテッジと、ユネスコ世界遺産としての包括的な保全計画は、遺跡そのものを傷つけない「非破壊調査」の隆盛をもたらした。3Dレーザースキャンと航空レーザー測量(LiDAR)を組みあわせたデジタルツインプロジェクトにより、表面からは磨耗して消えた古代の刻印や加工痕が相次いで浮き彫りになっている。
未公開の地中データからは、既存の環状列石の外側に走る未知の溝や、未だ掘り出されていない巨石の残骸が発見された。これにより、現在の完成形に見える姿が、実は数百年をかけて何度も改築・再配置されたダイナミックな未完のプロジェクトであったことが立証された。イングリッシュ・ヘリテッジの最新レポートは、かつてない密度で埋蔵された文化財の存在を示唆しており、既存の歴史認識を大幅に書き換える可能性を秘めている。