順風満帆に見えたスター街道は、1988年11月に突如として断ち切られます。当時19歳だった木村一八は、東京・六本木の路上で泥酔状態の中、乗車を巡ってトラブルになったタクシー運転手に対して激しい暴行を加え、相手に全治3ヶ月の重傷(脳内出血等)を負わせる傷害事件を引き起こしました。
事件の凶悪性と人気絶頂のアイドル俳優による凶行という衝撃から、マスコミ各社は連日トップニュースで報道。木村一八は傷害容疑で逮捕され、東京家庭裁判所での審判を経て中等少年院送致の保護処分が下されました。出演中だったCMやドラマはすべて打ち切られ、芸能界からの事実上の永久追放に近い厳しい処分を受けることになります。
さらに後年、1995年には米国滞在中のピストル不法所持によるトラブル、2006年には日本刀所持容疑での銃刀法違反逮捕が報じられました。ただし、2006年の件に関しては所持していた刀剣が正規の登録美術品であることが確認され、不起訴処分(嫌疑なし)となっています。過去の強烈なイメージが先行したものの、本人は法廷や取り調べにおいて誠実に事実関係を説明し、自身の過ちと向き合い続けてきました。