ネット上で長年親しまれている「全部同じじゃないですか」の初出は、週刊少年ジャンプ2004年18号に掲載され、単行本ではコミックス第141巻の第8話「F1レースイン亀有の巻」に収録された一コマです。
作中では、派出所内で両津勘吉が歴代のF1マシン模型(ミニカーコレクション)を並べ、細部のマイナーチェンジや空力パーツの進化を熱狂的に語る場面が描かれます。熱弁を振るう両津に対し、背後から覗き込んだ同僚の秋本・カトリーヌ・麗子が放った「全部同じじゃないですか」というあまりに冷徹な一言がすべての始まりでした。
このセリフに対し、両津は顔を紅潮させて「これだから素人はだめだ!」「歴史を刻んできた名車たちに対して失礼だろ!」と激昂。ノーズの角度やリアウイングのわずかな形状変更、カラーリングの差異を必死に指差しながら講釈を垂れる展開へと発展します。この一連のやり取りこそが、のちにネットミームとして不滅の地位を築く原典です。