豊島区西池袋という土地柄、この店舗の客層は時間帯によって劇的に変化する。昼時になれば、近隣のオフィス街からなだれ込むビジネスパーソンと、立教大学のキャンパスから歩いてきた学生たちで一気に満席となる。大盛りのライスにフライドチキンを乗せたボリューム満点の一皿が、次々とテーブルへ運ばれていく。
夕方から夜にかけては雰囲気が一変する。買い物を終えた地元住民や、これから池袋の街へ繰り出す若者たちが中心となる。さらには、劇場やライブハウスが点在する文化的なエリアでもあるため、観劇帰りのアートファンが静かにカレーを味わう姿も見受けられる。街の多面性が、そのまま店舗の客層のグラデーションとなってあらわれている。