Q1:小林麻央さんが標準治療を拒否して民間療法を選んだ最大の理由は何ですか?
A1:乳房の切除や抗がん剤の副作用に対する強い恐怖心に加え、幼い子どもたちに傷跡を見せたくない、母乳を与えたいという母としての切実な愛情が背景にありました。「身体にメスを入れずに免疫力で治せる」という言葉に希望を見出そうとした心理が大きな要因です。
Q2:通っていた「首藤クリニック」の水素温熱免疫療法とはどのような治療でしたか?
A2:高濃度水素風呂への入浴や温熱機器を用いて体温を上昇させ、免疫細胞を活性化させることでがんに対抗しようとする自由診療でした。しかし固形がんを縮小・根治させる科学的根拠(エビデンス)は認められておらず、クリニック自体も後に無届再生医療などで行政指導を受けています。
Q3:がん治療において民間療法や代替療法は一切取り入れてはいけないのですか?
A3:標準治療の代わりとして民間療法のみを行うことは極めて危険です。ただし、主治医と相談の上で、標準治療の補助として生活の質(QOL)向上やリラクゼーションを目的に安全な範囲で取り入れる「統合医療」というアプローチは存在します。決して標準治療を中断・延期してはいけません。
Q4:市川海老蔵(現・團十郎)さんが民間療法を無理に勧めたのでしょうか?
A4:強制したという事実は確認されていません。海老蔵さんは妻の命を救いたい一心で様々な治療法を探し求めており、夫婦で話し合いを重ねた結果としての選択でした。結果論として民間療法の遅れにつながったものの、妻を思い必死に向き合った過程であったとみられています。