コンビ解消後も、二人の絆が途切れることはなかった。制作現場を知る元編集者によれば、作風が劇的に分かれた後も、お互いの新連載が出ると一番にチェックし合い、無言の敬意を払い続けていたという。
特に『笑ゥせぇるすまん』のアニメ化に際しては、深夜帯での放送という当時にしては挑戦的な試みが行われたが、彼はスタジオの若手クリエイターたちの解釈を全面的に信頼し、一切口を出さなかった。「面白いものを作ってくれるなら自由にしていい」という彼のスタンスが、今なお語り継がれるエポックメイキングな映像作品を生み出す原動力となったのだ。