小鳥は自身の不調を隠す本能を持っています。そのため、異変に気付いた時には症状が高度に悪化しているケースが少なくありません。近代のエキゾチックアニマル診療においては、早期発見・早期治療だけでなく、予防医学的な観点からの観察が強く推奨されています。
専門的な臨床知見を集約する鳥類臨床研究会などの発表によれば、雛の微小な体重変動やフンの状態変化は、内部疾患の重要なサインです。毎朝の空腹時体重を0.1g単位のスケールで計測し記録する習慣をつけることで、異変発生時にスムーズな処置が可能になります。かかりつけの獣医師を雛の段階から確保しておくことが、万が一の急変時に愛鳥の命を救う鍵となります。