ツリーの前半部で描かれるのは、自然選択と適応による生物の進化史だ。自然科学者チャールズ・ダーウィンが唱えた「種の起源」の概念が、視覚的な樹状図として美しく再現されていく。アメーバから魚類、爬虫類、そして人類への系譜は、生命の執念すら感じさせる。
しかし、人類が登場するとゲームの相貌は一変する。生物学的な進化から「文化と科学の進化」へとシフトするのだ。ここで登場するのが、アルベルト・アインシュタインに代表される偉大な知性たちである。相対性理論や量子力学、産業革命からコンピュータの発明に至るまで、人類が築き上げた知恵の結晶が「アイデア」のリソースによって解放されていく構造は圧巻の一言に尽きる。