彼のキャリアを振り返る上で、芸名改名は最大のターニングポイントだった。高校野球に打ち込んだ球児時代を経て、華々しく芸能界デビューを果たした若手時代。そこから大きな決断を経て本名である「水上恒司」としてリスタートを切った経験は、彼の精神面を大きく成長させた。
自分の名前で生きていくという覚悟は、プライベートの生き方にも色濃く反映されている。周囲の環境に流されることなく、自分の足で人生の選択をしていくという姿勢だ。仕事での自由度が増した分、責任もすべて自分に跳ね返ってくる。そうしたヒリヒリとした環境をくぐり抜けてきたからこそ、安らぎを与えてくれる家庭という存在に対する憧れや重みは、かつてないほど強まっているに違いない。