ハプニングバーの基本的な仕組みは、一般的なバーと同様にアルコールやソフトドリンクを提供する飲食店をベースにしています。しかし最大の特徴は、店内に「プレイルーム」や暗がりスペースが設けられており、来店客同士の合意による性的な接触や行為が黙認、あるいは前提とされている点にあります。
多くの店舗では、入会金や入場料を設定し、男性単独・カップル・女性単独などで料金体系を細かく分類しています。入店時には会員登録と身分証提示を義務付け、「店内での出来事は他言無用」「無理な強要の禁止」といった厳格なルールを掲げることで、トラブル防止と法規制逃れの両面を図ってきました。
一見するとクローズドなコミュニティに見えますが、実態としては料金を支払って身分証さえ提示すれば誰でも会員になれるケースがほとんどです。この「誰でも入れる状態」が、法判断において決定的な意味を持つことになります。