SNSや知恵袋、自動車コミュニティでは、「仮ナンバーを借りて週末ドライブに行った」「夜間に友人を迎えに行ったらパトカーに止められた」といった体験談が散見されます。しかし、その甘い見通しが命取りになった事例が多数報告されています。
中古車個人売買を利用した20代男性の手記には、当時の生々しい取り締まりの瞬間が綴られています。
「ネットオークションで購入した不動車を直すため、市役所で仮ナンバーを申請しました。整備工場からの帰り道、『ついでにホームセンターへ寄って工具を買おう』と15分ほど遠回りしたところ、交差点でパトカーに停止を求められました。警察官に『申請された最短ルートから大きく外れていますね』『買い出しは運行目的に含まれません』と厳しく追及され、弁解の余地もなく調書を取られました」(男性の告白手記より)
パトロールを行う警察官は、仮ナンバー車両を見かけるとほぼ例外なく後方を追従し、運行許可証の掲示状況や走行ルートの確認に入ります。「怪しまれないだろう」というドライバー側の心理と、「不正利用の温床になりやすい」と警戒する警察側の意識には、埋めがたいギャップが存在しています。