警察庁が公表した最新の集計結果によると、震災による直接の死者は1万5,900人を超え、いまなお2,500人以上の行方不明者の捜索が続けられている。岩手、宮城、福島の沿岸部を中心に、警察や海上保安庁による海底捜索や身元不明遺骨のDNA型鑑定が地道に行われており、長年の時を経て新たな身元判明に至る事例も報告されている。
一方で、復興庁が追跡する「震災関連死」のデータは、この災害がもたらした長期的な過酷さを浮き彫りにする。避難生活での病状悪化や過酷な移動に伴う体調不良、孤立死や心理的負荷による自殺など、津波や地震の直接被害を免れながらも命を落とした人々は3,800人以上にのぼる。直接死と関連死を合わせた犠牲者の総数は2万2,000人を超え、行政による検証と集計作業は今も続けられている。