慢性的な駐車マス不足に頭を抱える現場において、確実な駐車スペースを確保するための立ち回りは死活問題だ。現在、国土交通省の主導によるスマート実証実験と連動し、ETC2.0の車載器通信を活用したリアルタイムの空き情報配信が威力を発揮している。手元の端末やナビ画面から数区画手前の段階で受入可否を把握できるため、無駄な構内進入とタイムロスを未然に防ぐことが可能となった。
さらに現場のベテランたちが実践しているのが、深夜割引適用待ちのピークである午後10時台から午前1時台を意図的に外す運行スケジュールの構築だ。あえて近隣の荷扱い地点での荷役時間を調整し、夕方18時前後の比較的流動性がある時間帯にシャワーと休息を先行して済ませる「逆算アプローチ」が、深夜の立ち往生を回避する有効な自衛策として定着しつつある。