日本独自のカルチャーシーンでも、「君の瞳」は数々のエポックメイキングな作品の旗印となってきました。テレビドラマの歴史において欠かせないのが、1988年にフジテレビの月9枠で放送された『君の瞳をタイホする!』です。
陣内孝則、三上博史、柳葉敏郎、浅野ゆう子ら当時のトップスターが集結した本作は、いわゆる「トレンディドラマ」の先駆けとなり、社会現象を巻き起こしました。警察官たちのコミカルかつ華やかな恋愛模様を描いたこの作品によって、タイトルに「君の瞳」を冠するインパクトが広くお茶の間に浸透しました。
また、音楽界におけるカバー文化も極めて豊かです。『君の瞳に恋してる』は、椎名林檎、MISIA、ZARD(坂井泉水)、小野リサなど、日本の音楽シーンを代表するアーティストたちによって独自のアレンジで歌い継がれてきました。原曲の持つ普遍的なメロディラインと「瞳に宿る恋心」のテーマは、カラオケの人気曲ランキングでも常に上位をキープする原動力となっています。