数多くのメリットを持つ漆喰ですが、特性を正しく理解せずに導入すると「こんなはずではなかった」と後悔につながるケースもあります。検討時に把握しておくべきデメリットは主に3点です。
最も多い後悔の理由は「クラック(ひび割れ)」の発生です。漆喰は完全に乾燥・硬化する過程や、建物の揺れ・木材の伸縮によって微細なヘアクラックが生じることがあります。構造上の問題はないケースがほとんどですが、クロスのような均一で無傷な表面を求める人にとってはストレスの原因になり得ます。
次に、液体汚れの吸着です。調湿性がある反面、コーヒーや醤油などの有色液体が付着すると内部まで素早く浸透し、シミになってしまう弱点があります。また、下地処理や乾燥を含めた施工期間がクロス貼りに比べて長くかかる点も、スケジュール計画上の注意点です。