一味と七味の決定的な違いとは?辛さや原料と料理別の使い分けを徹底解説

一味と七味の決定的な違いとは?辛さや原料と料理別の使い分けを徹底解説

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七味唐辛子は元来、調味料としてではなく「漢方薬(中薬)」の知恵を日々の食事に取り入れるために開発された歴史を持ちます。やげん堀の創業者である徳右衛門が、生薬の組み合わせから着想を得て調合したのが始まりです。

それぞれの原料には、古くから健康維持に役立てられてきた漢方由来の薬効成分が凝縮されています。

主原料の唐辛子に含まれるカプサイシンは、血行を促進し発汗を促すことで体を芯から温めます。温州みかんの皮を乾燥させた陳皮には、ポリフェノールの一種である「ヘスペリジン」が含まれ、胃腸の調子を整える健胃作用やリラックス効果が期待できます。山椒の辛味成分サンショオールは消化器系の働きを活発にし、内臓の冷えを解消する手助けをします。

さらに、麻の実や胡麻には良質な不飽和脂肪酸やミネラルが豊富に含まれており、滋養強壮にも寄与します。ただ料理を辛くするだけでなく、体調を整える先人の知恵が七味の小さな粒の中に息づいているのです。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。