「プランクは3分間耐えてこそ意味がある」という言説は、もはや過去の遺物だ。ウォータールー大学の名誉教授であり、脊椎のバイオメカニクス研究で知られるスチュアート・マギル博士は、長時間の静的保持よりも「短時間の高品質なセット」を推奨している。フォームが崩れた状態で数分耐えるよりも、完璧な姿勢を10秒から20秒間だけ全力でキープする方が、はるかに高い運動効果を得られるのだ。
初心者であれば、完璧なフォームでの10秒キープを3〜5セット、セット間に短時間のリフレッシュを挟む「インターバル方式」が最も効率的だ。全米ストレングス&コンディショニング協会(NSCA)の最新ガイドラインでも、量の追求ではなく質の担保が筋肉の動員率を高めると強調されている。無意味な時間との闘いは今日で終わりにしよう。