シャンクス腕がコラ画は、ワンピース第1話の名シーンから生まれたネットミームでありながら、単なる悪ふざけとは一線を画す。感動的な場面をギャグに転換する技術の裏側には、キャラクターへの愛着と原作への深い理解がある。
同時に、シャンクスの左腕喪失は今もなお原作の大きな謎として読者を引きつけ続けている。コラ画で笑いながら、考察で震える。この両方を同じキャラクターのひとつのシーンが実現しているのは、尾田栄一郎という作者の力量と、ワンピースというコンテンツの普遍的な魅力の証明でもある。
コラ画を入口にして原作を読み始めた人もいれば、原作を読んでいるからコラ画がより笑えるという人もいる。どちらのルートからでも、シャンクスという男の存在感は変わらない。腕一本失っても揺るがない彼の覚悟と、それを笑いに変えてしまうファンたちの創造性。その組み合わせこそが、シャンクス腕がコラ画が今も愛され続ける本当の理由だ。