イベント終了後の夜、SNS上には爆発的な勢いで写真が投稿される。『呪術廻戦』をはじめとするダークファンタジー作品の重厚なレタッチ写真は、X (旧Twitter)上で瞬く間に数万件のインプレッションを記録する。瞬発力のあるビジュアルが、タイムラインを一気にジャックしていく。
そこにあるのは、被写体とカメラマンによる阿吽の呼吸だ。現地の空気感をそのまま閉じ込めたような質感、影の落とし方、レンズの選択──そのすべてが計算し尽くされている。熱量の高い投稿がアルゴリズムを刺激し、次のイベントへの参加意欲を掻き立てる好循環が生まれている。