英国靴は硬く、欧米人の足型に合わせて作られているため、日本人の足には馴染みにくいと言われてきた。西洋人と比較して、日本人の足型は甲が高く、かかとが小さく、幅が広い特徴を持つ。
ロイドフットウェアの真骨頂は、イギリスの伝統ファクトリーの製造ラインを使いながらも、日本人の足型に完璧にフィットする専用ラスト(木型)を削り出した点にある。これにより、英国靴特有の重厚なホールド感と、長時間の歩行でも疲れにくい快適性の両立を実現させた。
「どんなに高価で美しい革靴であっても、足に合わなければただの箱に過ぎない。靴は履かれて初めて完成する。」
この妥協なきフィット感への執念が、創業から数十年を経た現在でも、多くの革靴ファンを引き付けて止まない最大の要因である。