そんな中、一関の医療現場にも少しずつ変化の兆しが見え始めている。電子カルテの導入や、AIを活用した業務効率化の試みが進んでいるのだ。これにより、看護師が書類作業に費やす時間が減り、患者と向き合う時間が増えることが期待されている。
また、医師や薬剤師、理学療法士など、多職種が連携する「チーム医療」の重要性も高まっている。一関市立病院では、週に一度、全職種が集まるカンファレンスを開催し、患者一人ひとりのケアプランを共有している。
「昔は医師の指示を待つだけの時代もありました。でも今は、看護師が積極的に意見を言える環境が整いつつあります。それが、患者さんのためになるなら、どんなに小さなことでも発言するようにしています。」と、主任看護師は語る。