一万円札の歴代人物まとめ!聖徳太子から渋沢栄一への変遷と選定理由

一万円札の歴代人物まとめ!聖徳太子から渋沢栄一への変遷と選定理由

一万円札の歴代人物まとめ!聖徳太子から渋沢栄一への変遷と選定理由の基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

一万円札が日本で初めて発行されたのは1958年(昭和33年)のことです。当時、戦後の復興から高度経済成長期へと突き進む日本において、経済取引の拡大に伴う高額決済の需要から誕生しました。

その初代の顔に抜擢されたのが聖徳太子(厩戸皇子)です。聖徳太子はお札の代名詞とも呼べる存在で、一万円札だけでなく千円札、五千円札、百円札など戦前・戦後を通じて計7回も紙幣の肖像に採用されました。

聖徳太子が一万円札に選ばれた最大の理由は、「十七条憲法」で示された和の精神が国民統合の象徴としてふさわしく、知名度と尊敬において群を抜いていたことにあります。さらに、法隆寺所蔵の御影(聖徳太子二王子像)という明確な原画が存在し、偽造防止のための緻密なエングレービング(彫刻印刷)が施しやすかった点も技術的な決定打となりました。

福沢諭吉の前の人物として26年間にわたり最高額紙幣を務めた聖徳太子は、日本の高度成長期を象徴するアイコンとして今も年配層の記憶に深く刻まれています。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。