ゴールデンウィーク、お盆休み、シルバーウィーク、年末年始などの大型連休になると、豊予海峡フェリーの混雑状況はピークに達し、WEB上の予約状況画面には全便「×(満席)」が並びます。これを見て利用を諦めてしまう旅行者は少なくありません。
しかし、ここに知られざる重要なシステム構造があります。現場の乗船誘導員や頻繁に利用するプロドライバーの証言によると、国道九四フェリーでは「全体の船積枠のうち、事前WEB予約に割り当てられているのは約半数程度であり、残りは当日港に到着した順に案内する当日先着枠」として運用されています。
実際に現地で取材したベテラン長距離ドライバーは次のように語ります。
「連休中、ネット上が満車になっていても焦る必要はありません。出航の1時間半〜2時間前に港のチケットカウンターで待機登録を済ませれば、早い便の当日枠や予約キャンセル枠に滑り込める確率が非常に高い。特に朝一番の便や昼下がりの谷間便は当日枠の回転が早いのが現場の常識です」
ただし、当日枠を狙う場合は出航直前の滑り込みは厳禁です。繁忙期は最低でも乗船希望便の90分前には港に到着し、発券手続きと待機レーンへの車両配置を完了させることが不可欠です。