長丁場のプログラムにおいて、特に視聴者の関心が集中するのが主要アイドルカルチャーおよびグローバルグループの出演スロットです。近年のテレビ受容データおよび現場取材から、各陣営の配置には明確なプログラミング戦略が存在することが判明しています。
STARTO所属アーティスト:ゴールデン帯の中核と後輩×先輩コラボ
STARTO出演者一覧に名を連ねる看板グループ群(Snow Man、SixTONES、なにわ男子、Travis Japanなど)は、主に20時台後半から21時台にかけて重用される傾向があります。番組プロデューサーの手腕が光るのは、グループ単独のパフォーマンスだけでなく、事務所の枠を超えた実力派シンガーとのデュエット企画です。過去のインタビューで演出陣が「飛天の円卓に座る大御所の前で、若手がどれだけ歌唱力で勝負できるかを大切にしている」と明かした通り、生歌の真価が問われるステージが用意されています。
坂道シリーズ:ビジュアルと世界観で彩る19時台・20時台
乃木坂46、櫻坂46、日向坂46といった坂道グループ出演時間は、世帯視聴率が立ち上がる19時台から20時台前半に集中して組まれるケースが目立ちます。第1夜ではグランドピアノや弦楽四重奏をバックにしたアコースティックアレンジ、第2夜では大人数のシンクロダンスを全面に押し出した特設カメラワークなど、各グループのカラーに合わせた舞台設計が施されます。
K-POPアーティスト:洗練されたグローバル基準のパフォーマンス
世界基準のチャートを席巻するK-POP出演アーティスト(Stray Kids、TOMORROW X TOGETHER、LE SSERAFIM、NewJeans、BOYNEXTDOORら)は、21時台のハイライトゾーンに堂々たる存在感で配置されます。近年目覚ましいのは、日本の往年のレジェンド歌手(工藤静香、鈴木雅之ら)との世代・国境を超えたコラボレーション企画です。リハーサル室で互いの言語を教え合いながらボーカルのハモりをミリ単位で調整したという舞台裏の証言もあり、単なるゲスト出演に留まらない濃密な音楽的対話が生まれています。