みかんの白い筋は捨てるな!アルベドの驚異的栄養と健康効果

みかんの白い筋は捨てるな!アルベドの驚異的栄養と健康効果

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みかんの皮を剥くと現れる白い筋や、外皮の内側にあるスポンジ状の白い部分には、植物解剖学上の正式名称「アルベド(Albedo)」という名が付けられています。ラテン語で「白さ」を意味する言葉に由来しており、私たちが普段「みかんの皮」と呼んでいる色の濃い外側部分は「フラベド(Flavedo)」、房の中にある果汁の詰まった粒々は「砂瓤(さじょう)」と呼ばれます。

アルベドの正体は、樹木から果実全体へ水分やアミノ酸、糖分などを運ぶための「維管束(いかんそく)」と呼ばれるパイプラインです。果実の成長を支える命綱であるため、生命活動に不可欠な微量栄養素や生理活性物質が極めて高濃度で留まっています。

その中でも特筆すべきが、フラボノイド骨格を持つポリフェノールの一種「ヘスペリジン」です。かつて「ビタミンP」とも呼ばれたこの成分は、毛細血管の浸透性を適切に保ち、血管の柔軟性を維持する働きがあります。アルベドに含まれるヘスペリジンの含有量は、果肉部分と比較して約100倍から300倍に達することが農産物研究データの分析からも判明しています。

吉田 誠
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吉田 誠

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