浅野学秀の最大のライバルとして立ちはだかったのが、E組の天才児・赤羽業(カルマ)でした。1学期の期末テストでは学秀が全科目完全掌握の総合1位を守り切りましたが、2学期の期末テストで運命の歯車が大きく動きます。
2学期期末テストの数学最終問題(問5)は、大学数学レベルの難解な思考力を要求する超難問でした。学秀は父親から叩き込まれた膨大な知識と公式をフル稼働させて力技で解こうとした一方、カルマはE組での仲間たちとの学びや殺せんせーとの日々を思い出し、「空間の本質」を見抜いて軽やかに解答に辿り着きます。
結果は、カルマの単独首位と学秀の総合2位。人生で初めての完全な敗北を喫した学秀は激しい屈辱を味わいますが、この敗北こそが彼を真の怪物へと脱皮させる決定打となりました。自身の弱点や仲間の大切さを自覚した学秀は、挫折を糧にして精神的に大きく成熟していきます。