京阪電気鉄道の特急を利用すれば、大阪中心部へも京都中心部へも20分強で到達する。この圧倒的なトラフィックの利便性は、働き方の柔軟化が進んだ現代において、住まい選びの決定打となった。家賃が高騰し続ける都心部を避けつつも、郊外の閉塞感とは無縁の暮らしを手に入れたい——そんな都市生活者のニッチな欲求に、枚方は見事に応えてみせた。
不動産市場における反応も極めてビビッドだ。駅徒歩圏内のマンション需要は高水準を維持しており、とりわけ子育て世帯の購入が目立つ。行政が展開する充実した子育て・教育支援策も後押しとなり、街全体の若返りが着実に進んでいる。