取材の最後、筆者はマスターが差し出してくれた一杯のシグネチャーカクテルを手にした。自家製クロモジシロップとシングルモルトをあわせたその一杯は、一口含んだ瞬間、深い森の奥へと足を踏み入れたかのような清涼感と温もりに包まれた。
流行が目まぐるしく移り変わる東京の夜。だが、この場所には時代に流されない確固たる軸が存在する。良質な酒と、温かなもてなし、そして心地よい静寂。日々の慌ただしさに少し疲れた夜、あの重厚な扉を開けてみてはいかがだろうか。そこには間違いなく、あなたの夜を特別なものに変えてくれる最高の一杯が待っている。 (出典: bar クロクマ(Yahoo!ニュース))