連盟による一方的な処分発表に対し、沈黙を破ったイ・ヘインは自身の公式インスタグラムで長文の声明を発表。報道された疑惑を真っ向から否定しました。彼女が明かした真相は、メディアが報じた構図とはまったく異なるものでした。
相手とされた後輩男子選手とは、過去に交際しており、合宿期間中に再び気持ちを確かめ合って復縁した「恋人同士」であったという事実です。宿舎内でのスキンシップは互いの合意に基づく愛情表現の一環であり、脅迫や上下関係を利用した強制的な性加害では断じてないと訴えました。イ・ヘイン側は、交際関係を証明する当時のメッセンジャーアプリのやり取りや親密な会話ログを証拠として提出し、法的手段に打って出ました。
そして2026年11月、ソウル東部地方裁判所は大韓氷上競技連盟による資格停止処分の効力を停止する仮処分決定を下しました。裁判所は提出された証拠を精査した結果、「両者が恋人関係にあったと見るのが自然であり、相手に性的羞恥心を与える意図や一方的な加害行為があったとは認めがたい」と判断。連盟の下した重処分は裁量権の逸脱・乱用にあたる可能性が高いと結論づけました。
この司法判断により、イ・ヘインに科されていた重い足かせは事実上取り払われ、名誉回復とリンクへの帰還に向けた大きな転換点を迎えることとなったのです。