ブルーブラックに染めた後、時間が経つと「髪色がくすんだ緑色(マット)になってしまった」という失敗談を耳にすることがあります。この現象の最大の原因は、髪に残っている黄色いメラニン色素とカラー剤の青色が混ざり合ってしまうことにあります(青+黄=緑)。
色落ちの標準的な経過は、染めたて(深い青黒)から始まり、1〜2週間でネイビーアッシュ、3週間前後で赤みのないグレージュやオリーブアッシュへと緩やかにシフトしていきます。
緑化を防ぎ、綺麗なアッシュグレー系へ退色させるためには、以下のホームケアが効果的です。
・紫シャンプー(ムラシャン)またはネイビーシャンプーの活用:黄ばみを補色の紫で相殺することで、緑に変色するのを防ぎ、透明感を長く維持します。
・毎日の熱ダメージ対策:38℃程度のぬるま湯で洗髪し、アイロンの設定温度を140〜160℃に抑えることで、染料の熱分解と流出を大幅に遅らせることができます。
・サロン施術時の紫ブレンド:カラー調合の段階であらかじめ紫(バイオレット)を隠し味として5〜10%混ぜてもらうことで、退色しても緑にならず綺麗なミルクティーベージュへと着地します。