車の部位・パーツ名前完全図解|外装・内装の名称と修理見積もりガイド

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自動車の構造を理解する上で極めて重要なのが、「外板パネル(アウターパネル)」と「骨格(フレーム部材)」の明確な境界線です。一般のドライバーは「車体を擦った」「大きく凹んだ」という事象を一括りに捉えがちですが、中古自動車査定基準においてこの二者は厳格に区別されています。

現代の乗用車は、ボディ全体で強度を保つ「モノコック構造」を採用しています。骨格とは、人間で言えば背骨や肋骨にあたる主要強度部材です。日本自動車査定協会(JAAI)の基準では、以下の骨格部位に損傷、変形、または修理・交換歴がある車両を「修復歴車(一般にいう事故車)」と定義しています。

  • フロントクロスメンバー / ラジエーターコアサポート:車体前方の先端で左右を繋ぐ骨格。
  • フロントサイドメンバー:エンジンルームの左右を通る極めて頑丈な縦方向の梁(ビーム)。
  • インサイドパネル:フロントフェンダーの内側にあり、サスペンションの衝撃を受け止める部位。
  • 各ピラー(A・B・C):ルーフとフロアを結合する強固な支柱。
  • サイドシル(ロッカーパネル内側):フロア側面のメインフレーム。
  • フロアパネル(トランクフロア):客室および荷室の床面鋼板。

例えば、フロントフェンダーやドアを電柱で激しく凹ませて新品に交換しても、骨格に歪みが達していなければ「単なる外板交換」であり修復歴にはなりません。しかし、縁石に激しく乗り上げて「サイドシルを大きく押し潰した」場合や、バック時に追突して「トランクフロアの後端が歪んだ」場合、走行に支障がない程度に外見を直したとしても「修復歴あり」となり、将来の売却査定額が数十万円単位で下落します。

石川 優花
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石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。