インターネット上の掲示板やSNSで大阪大谷大学を検索すると、「やばい」という過激なワードが目につきます。メディア編集部が現地取材およびデータ分析を行った結果、この風評には主に4つの背景要因が存在することが判明しました。
第1の要因は、文系学部における入試難易度の推移です。近年の少子化に伴い、文学部や人間社会学部の一部日程でボーダーラインが変動したことで、ネット上で安易に「Fランク大学化したのではないか」と揶揄されるケースが増加しました。しかし、これは地方・郊外私立大全体に見られる構造的変化であり、同大学特有の崩壊を意味するものではありません。
第2に、薬学部における進級・修業年限の厳格さです。薬剤師養成課程を持つ私立大学では、国家試験合格率を維持するために厳格な進級判定を行う傾向があります。「勉強についていけない」「留年率が高い」という一部の書き込みが切り取られ、「薬学部の内部がやばい」という評判へと肥大化した経緯があります。
第3は、富田林キャンパスの立地環境です。大阪市内中心部からやや離れた丘陵地に位置するため、最寄り駅からの坂道や通学アクセスの負担に対して、学生から「通学がハードでやばい」という日常的な不満が漏れ、それが文脈を失って一人歩きしています。
第4は、ポジティブな意味での「就職サポートや資格実績のやばさ(手厚さ)」が混同されている点です。教育学部の教員採用試験や公務員試験における高い現役合格率など、手厚い個別サポートを評価する声が、スラング的に「サポートが手厚すぎてやばい」と表現される現象も確認されています。