競技観戦において座席の配置と視界の特性を理解しておくことは欠かせません。博多の森陸上競技場の座席表と見え方の特徴として、スタンドがトラック全周を包み込む「全方式(すり鉢状)」であることが挙げられます。
メインスタンドは視点が高く設計されており、100m走のゴール付近の攻防やトラック全体の展開、インフィールドでの投てき・跳躍種目をクリアに俯瞰できます。個席シートが採用されているエリアが多く、長時間の観戦でも疲れにくい構造です。一方、バックスタンドおよびコーナースタンドは階段状のベンチシートまたは芝生席となっており、選手の息遣いやトラックを駆ける足音を間近で体感できる臨場感があります。
現地を訪れる上で絶対に知っておくべき決定的な注意点が、博多の森陸上競技場の屋根と雨天対策です。スタジアム全体のうち、屋根が設置されているのは「メインスタンドの中央上段エリア」のみです。メインスタンドの前段席、バックスタンド、サイドスタンドには一切屋根がありません。
さらに、屋根がある上段席であっても、博多の森は高台にあるため風が強く吹き込みやすく、横殴りの雨の場合は濡れてしまうケースが多発します。スタンド内での傘の使用は後方座席の視界を遮るため原則禁止または非推奨となっているため、上下セパレートのレインウェアやポンチョ、荷物を丸ごと包む大型のビニール袋、座席を拭くタオルを必ず持参してください。