SNSやネット掲示板を観察すると、スト缶に対するユーザーの生々しい実体験が日常的に投稿されています。
「200円足らずで手っ取り早く現実逃避できる」「安く効率的に酔えるコスパ最強のアイテム」と歓迎する声がある一方で、「平日の夜に500mlを2本飲んだら翌朝全く動けず遅刻した」「気づいたらリビングの床で倒れていた」といった激しい後悔を綴る投稿も後を絶ちません。
こうした実態に対し、アルコール依存症の治療現場からは極めて深刻な警告が発せられています。精神科医や専門クリニックの医師らが指摘するのは、「高濃度アルコールへの耐性形成の早さ」です。
ビールであれば物理的な炭酸の満腹感によって自然なブレーキがかかりますが、スト缶は糖類ゼロ設計で胃もたれしにくく、短時間で大量の純アルコールを摂取できてしまいます。手軽なストレス解消として日常的に頼るうちに、脳の報酬系が刺激に慣れ、「1本では物足りず2本、3本と増えていく依存のサイクル」に陥るケースが多発しているのが現場のリアルです。