手縫い針だけでなく、家庭用ミシンや編み物の仕上げでも糸通しの難所が存在します。それぞれの針の特性に合わせた専用の対処法を押さえておきましょう。
ミシン針 糸の通し方
ミシン針は針先が固定されており、針穴が正面または横を向いているため、手のひら法が使えません。この場合は白い紙を針の真後ろに添えるのが鉄則です。ミシンの金属アームや影と同化して見失いがちな針穴が、白い背景によってクッキリと視認できるようになります。また、針穴のすぐ後ろに指を添えて背景を作るだけでも格段に通しやすくなります。
毛糸 とじ針 通し方・太い糸の通し方
太い毛糸をとじ針に通す際、無理に先端を押し込もうとすると撚(よ)りが解けてしまいます。この場合は「毛糸を針の軸に巻きつけて折り目を付ける」手法を使います。
毛糸をとじ針の金属軸にギュッと強く巻きつけ、二つ折りにした状態で引き抜きます。できた平らで硬い折り目を針穴に押し込むと、幅の広いとじ針の穴に驚くほどスムーズに入り込みます。