かつて梅田スカイビルへのアクセスと言えば、薄暗く細長い地下道を通るのが定番であり、雨の日や夜間には圧迫感と混雑がつきものだった。しかし、JR西日本が推進する地下新駅「うめきた地下口」の開業や、うめきた2期地区における大規模複合開発「グラングリーン大阪」の先行オープンにより、歩行者環境は激変した。
特にJR西日本の特急列車や地下鉄アクセスを利用して「うめきた地下口」から降車した場合、地上へ上がると目の前にみずみずしい公園エリアが広がる。ここから北西方向へ向かって都市公園の歩道を直線的に進むルートは、かつての暗い地下道とは対照的で、開放的な空と緑を感じながら歩ける上質なプロムナードに変貌を遂げた。都市の再開発が歩行者の回遊性と利便性を飛躍的に高めた典型例と言える。