テレビ局ごとのカラーを最も色濃く反映するのが、夜や朝の時間帯に放送される大型ニュース番組だ。各局は看板となるキャスターを軸に、独自の報道姿勢を打ち出している。
NHKが誇る質実剛健な報道体制に対し、民放各局も独自の工夫を凝らす。日本テレビの「news zero」では、視聴者目線に立った語り口と深掘り解説が光り、一日の終わりに寄り添うニュースを届ける。テレビ朝日の「報道ステーション」や、朝の世論を牽引する「ザ・モーニングショー」では、速報性と徹底的な論点整理が際立ち、スタジオでの白熱した議論が日々の話題を呼ぶ。フジテレビをはじめとする各キー局も、多様な視点を取り入れた独自のフォーマットで切り込んでおり、各番組が凌ぎを削る構図が続いている。