パンの骨格を決めるのは、捏ね上げ温度と発酵の正確な見極めです。手捏ねバターロールの作り方詳細まとめとして意識すべきは、「力任せに叩きつけるのではなく、生地を伸ばして折りたたむ」動作を繰り返すことです。
手捏ねの場合、仕込み水(牛乳含む)の温度を季節に応じて調整します。冬場なら35〜38℃のぬるま湯、夏場なら10〜15℃の冷水を使用し、捏ね上がり目標温度を26〜28℃に着地させることが理想です。粉気がなくなり、表面が滑らかになって薄い膜が張り始めたらバターを投入。手のひらの付け根を使ってバターをすり込み、完全に一体化するまで約5分間捏ね上げます。
続くバターロールの発酵時間と一次発酵では、時間だけで判断せず生地の体積と感触で状態を把握します。温度28〜30℃・湿度75%の環境下で約50〜60分、生地が約2倍から2.5倍の大きさになるまで待ちます。人差し指に強力粉をつけて生地の中央に差し込む「フィンガーテスト」を行い、開けた穴が塞がらず、周囲の生地が沈まなければ一次発酵完了のサインです。
一次発酵後は、1個あたり約40〜45gに分割し、綺麗な球体に丸めて15〜20分間のベンチタイムをとります。この休止時間によってグルテンの緊張が解け、その後の成形作業で生地が縮むのを防ぐことができます。