講師を辞退したいと考えたとき、真っ先に脳裏をよぎるのが「断ったら社内評価が下がるのではないか」「上司からの印象が悪くなるのではないか」という懸念です。
結論から言うと、適切な理由と丁寧なコミュニケーションをもって辞退すれば、人事評価に致命的な悪影響が出るケースは極めて稀です。会社側が評価するのは、あくまで期初に設定した個人目標の達成度や日々の実務成果であり、社内講師の引き受け可否だけで査定が大幅に下がる評価制度を敷いている企業はほとんどありません。
ただし、感情的に「やりたくありません」と突っぱねたり、曖昧な返事で回答を先延ばしにして事務局を困らせたりすると、「協調性がない」「レスポンスが遅い」といったネガティブな印象を持たれかねません。現在抱えているプロジェクトの繁忙度や、納期が迫っている業務の存在を客観的な数字で示し、「引き受けることで本業のクオリティに重大な支障が出る」という論理的な説明を行うことが重要です。