軍団の頂点に君臨するのは、代表の諸星伸一氏だ。歌舞伎町で揉まれ、幾多の修羅場をくぐり抜けてきた彼の人生は、それ自体が映画のシナリオを凌駕する。若き日に目撃したカウンタックの衝撃を胸に抱き続け、幾多の挫折と大事故による瀕死の重傷を乗り越えて築き上げたのが、この唯一無二のコミュニティだった。
諸星一家は、いわゆる既存のオーナーズクラブとは一線を画す。上下関係や厳しい規律で縛るのではなく、「仲間とド派手に人生を楽しむ」という純粋なパッションで結びついた血の通ったファミリーだ。スワロフスキーで埋め尽くされたボディや眩いネオン管は、世間の常識に屈しない彼らのアティチュードそのものである。